屋根塗装で使用されるペンキの種類

屋根塗装で使用されるペンキの種類

屋根は状態が悪くなると、雨漏りなどのトラブルにつながります。
良い状態を保つためにも、メンテナンスは定期的に行いましょう。
屋根は葺き替えなどで対応することもありますが、屋根塗装が選ばれることも多くなっています。
屋根塗装ではペンキが使われますが、どのような種類があるのかも知っておきたいところです。
安い塗料ではアクリル塗料がありますが、耐用年数は短く短期間での塗り替えが必要になります。
より耐久性を高めたいならシリコン塗料やアクリルシリコン塗料がおすすめです。
やや高価になりますが、長寿命を期待するならフッ素系も向いています。
耐熱性や耐寒性にも優れておりメンテナンスにもあまり手間がかかりません。
夏の室内の暑さが気になるという場合は遮熱塗料を選ぶことも考えてみてはいかがでしょうか。
屋根に余計な熱を浸透させないので、冷房の効率も良くなり省エネ効果も期待できます。
このほかでは、水性か油性なのか、ツヤありかツヤなしかなども確認しながら、最適なペンキを選んでいきましょう。

屋根塗装を行う目安を把握しておくことが大切

住宅に使用されている屋根材には、主にストレートや瓦、アスファルトシングルやガルバリウム鋼板など様々な種類がありますが、多くの屋根材は築10~20年で劣化が始まるため住宅を綺麗に保ち、保護するためにも適切な塗装や補修として屋根塗装を行う必要があります。
屋根塗装は一般的に10年を目安として行うべきだといわれていますが、正確には使用されている屋根材によって目安は異なってくるため、最初に行うべきなのが自宅の屋根材の確認です。
例えば多くの住宅で使用されているスレート屋根は、約7~15年で塗装を行う必要があり、セメント瓦は10~20年程度でガルバリウム鋼板は10~20年、アスファルトシングルは約10年でトタン屋根は5~10年とされますが最長でも20年を寿命としているので、築6~20年で葺き替えが必要です。
このように屋根材によって屋根塗装を行うべき時期を正しく把握し、実際に屋根の状態を確認できる場合はチェックをして劣化が起こっているようなら早めに塗装を行うことが長持ちの秘訣です。

著者:大高正文

筆者プロフィール

神奈川県横浜市生まれ。
趣味のDIYが高じて自分で自宅の屋根塗装を行う。
自分の経験をもとに屋根塗装に関する記事をまとめました。